子どものお祝いは義理で行う必要はありません。両親や祖父母などの親族、ごく親しくしている友人など、本当に親しい間柄で祝うのが一般的。入園・入学の際に、内輪だけの気兼ねしないお祝いをしましょう。
幼稚園から中学校までは、子供の両親にお祝いを贈る意味合いが強いため、両親の前でお子さんに渡すようにします。高校以降は、お子さん本人に贈っても可。
「入学祝」を贈るときは「卒業祝」は不要。
入学祝いの相場とは?
相手/贈る側 | 全体 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
全体 | 14,000 | 9,000 | 10,000 | 14,000 | 21,000 |
幼稚園・保育園 | 11,000 | 10,000 | 7,000 | - | 20,000 |
小学校 | 11,000 | 4,000 | 8,000 | 11,000 | 22,000 |
中学校 | 13,000 | - | 15,000 | 12,000 | - |
高等学校 | 17,000 | - | 13,000 | 17,000 | 21,000 |
短大・大学 | 23,000 | - | - | 19,000 | 30,000 |
入園・入学祝い
幼稚園入園、小学校入学のお祝いを贈る際に気をつけたいのは、その家庭の教育方針。子供の両親に希望を聞いてから贈りましょう。
一般的には、入園にはクレヨンやノートなどの実用品を。入学には、初めての学校生活に向けて図書カードなど。実用品に関して、重複しては困るようなランドセル、机などを贈る際は先方のご両親に相談して贈りましょう。
中学・高校の入学祝としては、辞書や図書カードなどの実用品のほか、腕時計・アクセサリーのような記念になるものが人気。好みがわかれる年齢なので、好きのなものを選べる現金やギフト券なども喜ばれます。
大学生なら、革靴、腕時計など。現金や商品券では、15,000〜20,000程度が一般的なようです。また、一人暮らしを始める方には、家電製品を入学祝いにしても喜ばれます。
入学祝いは、あくまで親しい間柄で行うもの。相手の欲しいもの、必要なものを尋ねて贈りましょう。
また、贈った子供に兄弟姉妹がいるようであれば、その子にも、ささやかな進級祝いをあげると喜ばれますよ。
入園・入学祝いのお返し
お祝いのお返しは「半返し」が一般的と言われていますが、入園・入学祝は子供に対してのお祝いなので、大抵は子供から御礼を言わせて、両親がお礼状を書く程度で◎。
最近では、内祝いを行うケースも多いようです。好きなものを選んでいただけるように、カタログギフトを贈る方も増えています。