かつての元服に相当する成人式は戦後に制定された祝祭日。成人のお祝いは、これから大人としての良き門出を祝うものなので、記念に残る贈り物をしたいですね。
両親の場合は、社会人として必要な礼装や印鑑などを贈ったり、場慣れさせる意味で一流レストランやバー、料理屋に招待するのも◎。大人扱いすることで子供に成人の自覚を促す効果にもなるハズ…。
祖父母や親戚からは、一人前の大人となることを祝い、時計や財布、ネクタイやアクセサリーなどの贈り物が人気です。
また、成人式のお祝い・内祝いともに現金や商品券、ギフト券を選ぶ方も多いです。
親しい友人や知人内なら、パーティーを開くのが一番。趣味のものや生活、仕事に役立つものが喜ばれます。
成人のお祝いの目安は10,000円前後。金品を贈る際の表書きは「祝御成人」。
成人祝いのお返し・内祝い
お礼はもちろん、本人から。直接出向いて、お礼の挨拶を。もし、自宅へ招いてのおもてなしであれば、祝いの膳の用意は親の手を借りたとしても、挨拶は本人が述べましょう。招かない場合は、内祝いを贈ります。
成人式に出席する服装は?
女性編
人気No.1は、もちろん振袖。明るく華やかなデザインで、振袖に負けないくらいの華やかなヘアメイク。
最近は、個性的なデザインの振袖も増え、無地感覚のものや、モノトーンタイプ、ワンポイント柄も人気。
また、パーティーウェアも人気ですが、スーツやフォーマルなドレスでも自分らしさを出せてよいかもしれません。
POINT
成人式といえば、襟元の白いふわふわ!振袖に合わせるのを憧れにしている方も多いのでは?けれど、キモノ用のふわふわを買うと、お正月の初詣くらいにしか、なかなか使えない…。
せっかくなら、後々のパーティーやお呼ばれなどにも使えるように、ロングの毛皮ストールを揃えてはいかがでしょう。キモノ用の白いふわふわよりは値がはりますが、和装にも洋装にもつかえ、ドレスアップの時も装いをワンランクアップしてくれるので、おススメです!
黒っぽいものやミックスカラーもオシャレですよ。
男性編
特に決まりはないのですが、紺無地かチャコールグレーの無地のスリーピース(シングル上下+チョッキ)が◎。
上下のみのものより、チョッキが付く事で、改まった印象になります。生地は無地でも、質感は様々。襟のデザインやポケットのデザイン・位置など、細部にこだわる方も多いです。
POINT
大抵はスタッフさんがアドバイスしてくれるので大丈夫ですが、忘れてはならないのが、靴下!間違っても、スーツに白のソックスは履かないようにご注意…。
ビジネスソックスとして売っています。すね毛が見えないように、ロングホーズと呼ばれる長い靴下を履くのが◎!