初節句は、子どもが生まれて初めて迎える節句のことで、女の子は桃の節句(3月3日)、男の子は端午の節句(5月5日)のことをいいます。節句には、雛人形や武者人形などを贈るなど、盛大なお祝いをします。
この節句は、江戸時代に定められた五つの節供(1/7七草(人日)の節句、3/3桃(上巳)の節句、5/5端午の節句、7/7七夕の節句、9/9重陽の節供)のうちの二つ。五節句は、「二十四節気(にじゅうしせっき)」を補うものとして定められたものの一つです。
節句のお祝いを贈る時期は?
初節句で雛人形や五月人形などを贈る場合は、人形の飾りつけにかかる日数も考慮し、数週間前には先方に届くように心がけましょう。
特に、雛人形は、3月3日の節句がすぎると、すぐに片付けるのが一般的ですので、1ヶ月前には届けるようにしましょう。地方によっては、4月3日にひな祭りを行う地域もあるので、事前の相談の際に日にちも確認しておきましょう。
お祝い金の場合は、節句日の半月前から当日くらいの間に贈りましょう。
初節句のお祝いののし
表書きは
御初節句お祝
初節句御祝
御祝
御初雛御祝(女児)
御初幟御祝(男児)
水引は花結び祝を使用。のしの下に贈り主名を記します
はてな?MEMO
節句のお祝いQ&Aについて
初節句の内祝い
内輪の祝宴に招く方へは3000円から5000円程度のものを引き出物として用意することが多いです。初節句祝 (初節句祝い)のご贈答用にと、お雛様や兜の絵が入った掛け紙も市販されています。
祝宴にいらっしゃれなかった方や、お招きできなかった方へは、一週間以内に内祝い品を贈ります。この場合は、いただいた分の半返しになるように心がけましょう。
初節句の内祝いののし
表書きは
初節句内祝
内祝
御初雛御祝(女児)
御初幟御祝(男児)
水引は花結び祝、または掛紙(雛人形、武者兜)を使用。のし下にお子様の名を入れます。
内祝いに好まれるのは?
陶器や漆器など、かたちに残るものが人気ですが、現在は、カタログギフトを選ぶ方が多いです。