敬老の日は九月の第三月曜日。この日は皆さんも老人福祉に対する理解と感心を高めるとともに、これまで社会に貢献してきた方々をいたわる気持ちを大切にしようという日です。
ただ、老人福祉法では「老人」とは65歳以上の方を指しますが、自分の親など何歳になったら老人と呼ぶのか、という気持ちの問題が多くあるようです。
お孫さんの立場から見れば、本人がどんなに若くても敬老の対象になるでしょうし、反対に自分の両親だった場合は、いつまでも「おじいさん・おばあさん」とは思えないことも多いようです。
ちなみに、アンケートでは70歳くらいから…というのが、自分も他人も考える「敬老」の対象年齢として統計が出ています。
また、平均寿命が延びた現在、長寿のお祝いを本格的に行うのは古希(70歳)や喜寿(77歳)あたりから、という方が増えており、現役で頑張っていた方もそろそろリタイヤする年齢ですので、そのあたりが目安のようです。
お祝いの品はどんなもの?
その方のライフスタイルを考慮したものが喜ばれます。健康維持のためにスポーツをする方にはシューズを、旅行好きな方には旅行券を、グルメ通な方にはお食事券などがおススメ。贈った方に楽しんでもらえるような、趣味のものを選んでみてはいかがでしょうか。
敬老のお祝いのポイント
贈り物を配送する場合は、前日までに届くように手配しましょう。
表書き:寿・長寿御祝・御祝・寿福・万寿・敬寿
金封:赤白または金銀の花結び(蝶結び)か鮑結びで水引は5本か7本。
のし紙:赤金または金銀の花結び(蝶結び)で水引は5本か7本。
敬老のお祝いのお返し
特にお返しは不要ですが、もし行う場合は、各々の頂いたお祝いに応じて変えるのではなく、記念の品を一律にお返しします。
表書きは内祝・寿
水引:蝶結び